QRコード
QRCODE
インフォメーション
【オフィシャルブログ】 社長ブログリーダーズ
お店ブログharimaChic!
ベーシックブログベーシック
神戸・明石・兵庫でホームページ制作なら 兵庫web制作.com

アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 1人
プロフィール
手裏剣税理士
オーナーへメッセージ

2008年04月09日

捨て猫の思い出

わっちさんのブログで捨て猫の話を読んで昔の記憶がよみがえりました。

平成6年の12月頃だと思いますが、当時住んでいたアパートの近くに4匹の子猫が捨てられていました。

子供達がいじめているのを見かねた嫁さんが保護して家に連れて帰り、近所の動物病院で病気の検査などをしてもらってから飼い主が見つかるまでの間だけウチで飼うことにしました。(住んでいたアパートは規約でペット飼育禁止だったのでずっと飼うわけにはいきませんでした)

冬の寒い時期だったので廊下に子猫用の寝床をつくってその上にこたつ机のレモン球をはずしてぶら下げ暖をとれるようにし、ごはんは嫁さんと2人でミルクで市販のキャットフードを柔らかくしたものなどを与えていたのですが、私が猫に触れるのはこの時が初めてで、実はおっかなびっくりやっていたというのが本当のところでした。

4匹の子猫は白くて小さいのが「シロ」、頭に少しブチがあるのが「くろあたま」、シャム猫のような毛色をしていたのが「シャム」、キジトラで賢そうな顔をしたのが「くろ」と、それぞれ個性がありましたがいずれも遊び好き・甘え好きで、嫁さんが余り布で作ったひらひらの猫じゃらしで遊んでやると大はしゃぎで走り回り、飛びつき、じゃれあっていました。

シロは遊んでやると4本の足を同時に不器用に動かして走る変わった猫でした。疲れると私の足の甲にどっかりと座り込んで毛繕いをするクセがありました。クロは人間の言葉がわかるんじゃないかと思うくらい賢い子猫で、飼い主候補の中から一番裕福そうなおばさんをめざとく見つけ、そのおばさんにだけごろごろ喉をならして甘えていました。シャムはきれいな毛並みののんびりした子猫で、いつも一歩遅れて行動していました。クロアタマは和猫っぽくて運動能力がずば抜けていました。

猫って本当にかわいいんだなと、できればずっと手元においておきたいなと思ったのですが、そういうわけにもいかなかったのでせめて良い飼い主を捜してやろうと思いその当時はまだ高かったデジカメを買ってきて写真にとり、専用のホームページまで作って飼い主を捜しました。

結局、写真入りのチラシを動物病院に貼ってもらったことでまもなく4匹の飼い主が決まりました。

クロは裕福なおばさんのところに、シロとクロアタマは震災後の仮設住宅で暮らしている若い家族のところに、そしてシャムは親子連れの女の人に連れられて去っていきました。

よかったな、幸せになれよ!

心からそう思ったのは事実ですが、ふと振り返ると子猫たちのベッドや遊び道具や食べ残したキャットフードなどが寂しく残っていて、心にぽっかり穴が空きました。

その後何年かして、バスの中で偶然、シャムを連れた親子に出会いました。キャットケージに入れられたシャムはかなり大きくなっていて綺麗で立派な猫になっていました。私も嫁さんも声はかけずに、ただ、シャムをかわいがってくれて立派に育ててくれたことに感謝しました。

ああ、よかった。クロもシロもクロアタマも、同じようにかわいがってもらって、幸せになっていてくれたらいいな、と嫁さんと話したのを今でも鮮明に覚えています。

もう既に13年以上前の話ですが、ちょっと気になって捜してみたら画像が残っていました。(^^;



ケンカ



シロ



クロ



クロアタマ



シャム

みんな元気で幸せになっているかな?  続きを読む


Posted by 手裏剣税理士 at 02:43Comments(4)かこもん